正直に言うと、
あの頃、生活ができないほど困っていたわけではありません。
ちゃんと生活はできていました。
むしろ、収入だけを見れば十分だったと思います。
でも、心はずっと不安定でした。
主人に相手にされていないと感じる不安。
言葉がなかなか出ない子どもの子育て。
誰にも弱音を吐けなくて、
自分の居場所がどこにもない気がしていました。
そんな時、
私は「人に求められる仕事」をしていました。
必要とされて、
求められて、
存在を肯定される。
正直、
それを糧に生きていた部分はあります。
お金も入るし、
「ここにいていい」と思える場所でもありました。
でも、その仕事は
確実に心をすり減らしていきました。
目に見えないストレスが積み重なって、
気づかないうちに、
自分を大切にする感覚を失っていました。
入ってきたお金は、
そのストレスを紛らわすために
すぐ消えていきました。
気づけば常に金欠。
カード明細アプリを何度も開いて、
次の請求額を見ては
「どうやって調整しよう」
そればかり考えていました。
稼いでいるはずなのに、
不安は一向に消えない。
お金も、心も、
ずっと追われている感覚でした。
あの頃の私は、
お金じゃなくて、
安心できる居場所を必死に探していただけだったんだと思います。


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